2019年1月5日より、広島県立美術館にて「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」が開催されています。
レイモン・サヴィニャックは、商業ポスターをアートとしての存在に価値を高めた第一人者です。
今回は、レイモン・サヴィニャックについてと、広島県立美術館にて開催される「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」についてご紹介します。
レイモン・サヴィニャックについて
レイモン・サヴィニャック(Raymond Savignac)は、20世紀を代表するフランスのポスター作家です。
牛乳石けんや冷蔵庫や毛糸など、その特徴をイラストだけで表現し、はっきりとわかりやすくユーモアたっぷりなイラストで様々な商品のポスターを制作。日本の企業では、森永ミルクチョコレートや豊島園のポスターなども手掛けています。
自叙伝「レイモン・サヴィニャック自伝: ビジュアル版」は、今回の巡回展に合わせて発売された最新版。
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ポスターが印刷されたグッズもたくさん!可愛い!
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「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」
広島県立美術館と展示会の基本情報
開館時間:9:00~17:00 ※金曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
場所:広島県立美術館(3階企画展示室)
料金:一般1,200円、高校大学生800円、小中学生500円 ※1月5日まで前売券発売(セブンイレブン他)
HP:広島県立美術館
パリ市フォルネー図書館監修の本展覧会は、2018年2月の練馬区立美術館を皮切りに全国5美術館を巡回してきました。広島県立美術館が最後の展示となります。
広島県立美術館では展示会開催中の関連イベントとして、ワークショップやギャラリートークなどの他、サヴィニャックがポスター制作で携わったロベール・ブレッソン監督の映画「ラルジャン」など2作品の映画上映会も実施予定です。
イベントは申し込みが必要なものもあります。詳細は広島県立美術館のHPをご覧ください。
過去の展示会の様子
ポスターを始めその元となるスケッチや原画の展示、またポスターが貼られていた当時のパリの街角の様子を写した写真など、過去最大規模の展覧会ですって。
練馬区立美術館で開催された時の様子です。
キュートで存在感たっぷりの巨大なポスターがたくさん展示されていて、期待が高まります!
サヴィニャックの世界が堪能できそうですね。
顔はめパネルや撮影可能の場所もあるようなのでそちらも楽しみ(*’ω’*)
儀式が行われます(笑)
こういった展覧会では年代順に展示が行われることも多いのですが、今回は「動物」「子ども」などいくつかのモチーフ別に分類して展示されています。
そしてグッズも、ポストカードやクリアファイルなど数多く販売されているようです。
ポップでかわいいパリの街並みを感じたい!
広島県立美術館にて開催される「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展についてご紹介しました。
パッと見てわかりやすく鮮やかな色彩が美しいサヴィニャックの世界。
巡回展は広島で最後のようですので、気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。